top of page
検索
ひつじや

精油ブレンド「基本のレシピ」後篇


アロマフェア八戸vol.6、いよいよ今週末となりました!

イベント直前SPECIAL「精油ブレンド基本のレシピ」後篇をお届いたします。

前回は、ブレンドにあたってのポイントと、

「基本のレシピ」3つの要素のうち

①「香りのグループ」についてご紹介しました。

引き続き、「基本のレシピ」の残り二つ

②「香りの重さ」③「香りの強さ」について、みていきましょう♪

さらに、実践篇として、

具体的に香りをブレンドするシーンもシミュレーションしてみます。

どうぞお楽しみください(*^^*)

※それぞれ、分類の仕方などについては様々な説がありますが、

 今回のコラムでは代表的な一例を取り上げていきます。

 2.香りの重さ 

精油の香りはさまざまな化学成分の組み合わせで出来ており、

それらが揮発することで私たちは香りを感じます。

含まれる化学成分の割合によって、

揮発の速さはそれぞれ異なり、これが香りの「重さ」の差を生みます。

この重さの違いを「ノート」と呼び、大きく三段階に分けるのが一般的です。

「基本のレシピ」としては、

三段階に属する精油を偏りなく選び、

「軽いものは多く、重いものは少なく」ブレンドすると、

バランスがよく、長持ちする香りになると言われています。

もちろん、あくまでこれは「基本のレシピ」。

より軽やかな印象にしたいときは図の上の方のグループに、

ゆったりと落ち着いた香りが欲しいときは下の方のグループに、

注目してみるのもいいかもしれませんね。

 3.香りの強さ 

例えば、ラベンダーとローズの精油をそれぞれ、

両方同じく一滴ずつ垂らした場合を想像してみてください。

このとき、精油の量はどちらも同じなのに、

ローズの香りのほうがよりはっきりと感じられます。

この二つの精油はどちらも

「系統」は「フローラル」で

「ノート」は「ミドル」の仲間ですが、

一滴あたりの香りの「強さ」が異なるためです。

こうした「強さ」を数値化したものを、「ブレンドファクター」と呼びます。

「基本のレシピ」としては、

「強いものは少なく、弱いものは多く」ブレンドすることでバランスをとります。

先ほどの例で言えば、

同じ「フローラル系統」で「ミドルノート」の精油をブレンドする場合でも、

ローズの場合少なめに、ラベンダーの場合多めにするということになりますね。

自分にとって慣れている香りや、好きな香りは、

弱く感じることがありますので、

このような強さの目安は、

香りをプレゼントするときなどにも参考になりそうです。

 4.実践篇・作ってみよう 

さあ、ここまで、

香りの①「グループ」②「重さ」③「強さ」について見てきましたが、

実際にブレンドするときには、これらをどのように活用するのでしょうか?

具体的なシーンをシミュレーションしてみましょう!

(香りを前にお話しすると、

あっという間に実感できたりする内容なのですが、

図にしてみると、こんなにたくさんになるのかと、

私も書きながらびっくりしました( ;^_^A

香りを思い浮かべながら、どうぞ気楽にご覧くださいね。)

この場合は「優しい香り」を目標に作ってみましたが、

同じ精油を使っても、

例えば「爽やかな香り」が作りたいときや、

自分ではなくお友達に香りを送りたいときなど、

場面によって合わせるものや割合は変わってきます

前篇でお話ししたように

その違いは「間違い」ではありません。

心と体を見つめて、素材と向き合って

無限のバリエーションを楽しみましょう♪

いろんな単語や図、数字が登場しましたが、

これらは、

難しく考えるためのものではなく、

目に見えない、触れられない香りについて、

みんなで情報共有するための、共通の指標とも言えます。

実際にブレンドする際の、

いちばんの指標は、ひとりひとりの、そのときどきの心地よさ

まずは「好きだな~、心地いいな~」と感じられる精油に、

ゆったりと向き合ってみましょう。

それでもやっぱり、自分で考えるのは難しいな、

そう感じたら、どうぞお気軽にご相談ください(*^^*)

いろんな香りと向き合いながら、

お話をしながら、

一緒にベストブレンドを見つけていけたなら、嬉しいです。

アロマフェアvol6の会場にも、色んな香りが溢れています。

自分だけの、無限のバリエーションにつながる

「好きだな~、心地いいな~」を、

たくさん探してみてくださいね(^_-)-☆

bottom of page