個性豊かなアロマフェア八戸実行委員による、
得意分野を活かした隔月リレー寄稿シリーズ。
今月は、Simply&Naturallyが
月のリズムとアロマについてお届けします(*^^*)
今日は月のリズムとアロマのお話し。 Simply&Naturallyでは「自然とつながる暮らし」をテーマにしているので 太陽に関係する四季や1日のリズムの他に 月の満ち欠けのリズムも意識して生活しています。 食事の献立にも月のリズムを取り入れています。 月のリズムと旧暦の暮らし
月といえば、 海の潮汐は月の引力の影響を受けて起こるものですが 約60%が水分でできている私たちも、
少なからず月の影響を受けていると言われています。
特に女性は関係が深いとも。
だんだん丸くなって、そしてだんだん細くなって、消えて… まだ仕組みがわかってなかった頃、毎日形を変える月の存在は不思議だったはず。 地球から見た月は、約29.5日周期で満ち欠けを繰り返します。 日本の暦は、明治5年まで月の満ち欠けも取り入れられた太陽太陰暦でした。 今でいう旧暦です。 旧暦では、新月が月の始まり。 現在、1日を「ついたち」と読むのは、
月が満ち始める月立ち(つきたち)から来ているとか。
新月のことを朔日(さくじつ)とも言いますが、 八戸中心部にある住所、朔日町は「ついたちまち」と呼ぶんですよね。 バス停で気付いたとき、ひとり大興奮しました。
新月の過ごし方とおすすめアロマ
そう、新月ははじまり。
一旦リセットして、新しく何かをスタートしたい場合には新月がよいとされています。 月の満ち欠けの中では、一番集中しやすい日でもあります。 自分の目標を立てたり、心を落ち着けて、ゆっくりじっくり過ごすのもいいですね。
そんな新月にオススメの精油として、
ベルガモット、サイプレス、サンダルウッドを選んでみました。
感情を落ち着けて、心の安定をはかり、深いところから整えてくれる香りです。 自分の内面をしっかり見つめさせてくれる香りです。 芳香浴をしながら、大きく深ーく深呼吸したり、ヨガやストレッチをしたり、 心身をすっきり浄化して、新たなスタートを切りましょう。
次の新月は「1年のはじまり」
さて、2月16日は旧正月です。 旧暦なので、1年の始まりであるお正月も新月です。 ですので、昔はお正月の日にちは毎年違っていました。 日本では旧正月をお祝いする風習はごく一部の地域にしか残っていませんが 中国をはじめとする多くのアジアの国では、
今も旧正月の方が祝日になっていたり、盛大にお祝いしたりします。 また、旧正月は二十四節気でいう「立春」の前後にあるので、
昔はお正月が春の始まりと考えられていました。 立春と旧正月が同じ日になる「朔旦立春」はとても縁起の良い日と考えられています。次の朔旦立春は・・・2038年。
新しい季節のスタートに
まだ寒さ残る2月ですが 見えないところで春が少しずつスタートしています。 立春がすぎ、そして旧正月の新月でいよいよ春に意識を向け始める時。 お食事では、冬のなごりを楽しみながら、春の食材を取り入れて 冬に溜め込んだ余分なものを排出していくのがポイント。 毎日のアロマテラピーにも、
心と体をスッキリかろやかにしてくれる精油を取り入れてみましょう。
そして、まだ今年の目標などを決めていなかったーという方も 旧正月までに決めておくのもいいですよ。 春のはじまり、新しいスタートを応援してくれる香りには
「今年の目標ブレンド」も参考にしてみてください。 いよいよ今年も本格的に動き出しますよ! みなさんにとって、ステキな春のスタートになりますように。