梅雨シーズン真っただ中の八戸。
ジメジメ肌寒い日と、ムシムシ暑い日が繰り返しやってくるという
不安定なお天気が続いていますが、
みなさまいかがお過ごしですか?
いつの季節も、心と体のコンディションは天候に左右されがちですが、
工夫しながら快適に過ごしたいものですね。
そこで今回は、
このジメジメ、ムシムシの季節に活躍してくれそうな香りたちに
注目していきたいと思います。
ペパーミント
芳香浴をするだけでも体感温度を下げてくれると言われています。
清涼感のある香りは、暑さでぼんやりした時に役立ってくれるだけでなく、
使い方によってはゆったり気分にも。
うちわにつけてみるのもオススメです。
ひば
抗菌、防虫などの作用があるとされる成分を多く含んでいますので、
不快がこもりがちな場所へ。
血行を促したり、肌を健やかに保ったりすることにも向いていますので、
入浴タイムにも。
ティートリー
古くからオーストラリアの先住民が、天然の消毒薬として
感染症や傷を癒すために重宝していた植物。
ひばとは違った成分で強い抗菌力をもち、
免疫力を高める働きもあるとされています。
これらの香りは「好んで使っています」という一方で、
「好きで買ってみたものの、なんだか使いづらくて…」というご意見や
「ちょっと苦手です」といったお声もちらほら。
そう感じてしまうのには、香りの強さが関係しているかもしれません。
使用量を控えめにしてみたり、他の精油と合わせてみたり、
調整しながら試してみることで、
ぴったり心地よく感じられる香りに出会えることと思います。
例えばペパーミントを例に、私の好きな組み合わせをご紹介してみると
シングルでは、スッキリ、シャッキリ、力強い印象ですが…
+ゼラニウム → 爽やかな甘さに
+ラベンダー → 優しいリラックス感に
+サイプレス → 立体的なスッキリに
このように、合わせる香りによって印象の変化も楽しめます。
さらに、この季節の生活シーンをイメージしながら、
具体的なブレンド例をご紹介していきますね。
こんなレシピでルームスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。
【ジメジメ不快な空間用】
・ティートリー3滴
・ペパーミント3滴
・レモン4滴
気分をリフレッシュしたい時にはもちろん、
ゴミや生乾きの匂いが気になる場面、愛車の中で使ってみるのもいいですね。
【ムシムシ寝苦しい夜用】
・ペパーミント1滴
・ラベンダー4滴
・ゼラニウム2滴
・オレンジスイート3滴
リラックスしたい場面で使っているような香りに、
ほんのりペパーミントを加えることで、やさしい爽やかさに。
蒸し暑い日でもスムーズに眠りにつけるかもしれません。
また、この時期は急に冷え込む日もあったり、
冷房がきいている場所で一日中過ごしていたり、
意外と体が冷えている方も多いのではないでしょうか。
そんな時はぜひアロマバスを。
シャワーで済ませる時は、足浴をするのもいいですね。
【全身浴】
・ひば2滴
・ティートリー1滴
・グレープフルーツ2滴
【足浴】
・ひば1滴
・ティートリー1滴
・グレープフルーツ1滴
今回のブレンドは、
なるべく手軽にできるような香りを中心にご提案をさせて頂きました。
さまざまな種類の精油をお持ちの方や、
自分だけの香りを作ってみたいと思った方は、
+アルファの組み合わせを試したり、
2回に亘ってお送りした『精油のブレンド基本のレシピ』を参考にしたり
自由な発想と自身の感覚も大切にしながら挑戦してみて下さいね。
ブレンドについて、迷ったり、もっと知りたいことがあれば
aromafair.hachinohe@gmail.comまで、
どうぞお気軽にお問い合わせください(*^_^*)
お気に入りの香りを見つけながら、なるべく快適に。
楽しみながら日々を元気に過ごせますように。