11/3(金)アロマの日より開催しております「アロマウィーク八戸」。
はちえきキャンバスにて、「しちのへラベンダー蒸留体験」を開催いたしました。
以前「青森生まれの香りのおはなし」でご紹介いたしました
『空風~瞬の香り~』の松本さんをお招きし、
地元で愛情をいっぱい浴びて育ったラベンダーから
生まれたての精油と芳香蒸留水を抽出しました。
ラベンダーの精油は水蒸気蒸留法で得られます。
蒸留窯にどんどんラベンダーが詰められていくそのボリュームは、
実際に目にすると、
わたしたちが手にする精油の小瓶には、
本当にたくさんの花から生まれた香りがぎゅっと詰まっているのだということを
あらためて強く感じさせました。
農薬や殺虫剤を使わず、地域の環境にあった育て方をされている
松本さんのラベンダー畑。
その栽培方法や、香りへのこだわりについて
貴重なお話しを伺っていると、少しずつ蒸気が冷え、
ガラスの中に精油と芳香蒸留水が湛えられていきました。
会場に香りと歓声があふれます。
松本さんには、6月のアロマフェアでも蒸留体験を開催していただいたのですが、
そのときと、今回では、
同じ畑から生まれたラベンダーでも違う香りに仕上がったとのことです。
生きた植物からもらった香りは、
いちどとして全く同じものにはならないということを、
目の当たりにしました。
みなさま大切そうに、
まだあたたかい精油と芳香蒸留水をお持ち帰りになっていました。
香りと思い出の間には深い関係があるといいますが、
こうして生まれる瞬間に立ち会った精油は、
特別な思い出の香りになりそうです。
ご参加のみなさま、松本さん、どうもありがとうございました。
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